2014年 03月 03日
デジスコ用の自作アダプターが
ほとんど宣伝してないので、まぁ、閲覧人数は、相変わらずメチャ少ないですが、
ブログの最初から全部見てくれている興味のある方も、割と居られるようですので、
以前、アダプターを製作した時に、書けなかった
細かい部分の「補足」を~何分、素人工作ですから、参考になるかは別として~
カシオのEX-ZR20は、すでに生産完了となってしまい残念ですが、
光学ズーム8倍で、ワイドタイプのアイピースでは、ケラレが全域で消えません。
そこで、フォト&ビデオアダプターTSN-VA2ならいけそうでしたが...
撮影オンリーなら問題ないですが、「ドアップ大好き派」としましては、
倍率で不満もありましたし、、私の場合、観察も兼ねていますので、
取り外して、アイピースを交換する手間と、重量バランスを考え、
ロングアイレリーフタイプのアイピースを現在使用しています。
観察時と撮影時には、自作アダプターを抜いたり、差し込んだりするだけです。
ざっと、こんな感じです~~~
① デジタルカメラアダプター TSN-DA1 のアウター部分を外し、インナーだけを使用
② 照準器ソーラータイプ(現在は生産されておりません)
赤いドットの日除けカバーは切り落としました
③ レリーズステイ L型を2種類、ひとつは、穴空きタイプを使用
④ レリーズ部分 2種類のスペーサー3枚とナットを使用
⑤ 液晶フード 屋外では、光が入らなければ見やすいです。
ご覧のとおり、ビデオテープのケースを切って作りました。 私は、これで充分です。
⑥ 塩ビパイプ管2種類と、先端をカットした塩ビ管キャップ、塩ビ管を固定する樹脂サドル
そして、アルミ板をカットしたものなど
⑦ 実際のアダプターの長さ(赤い矢印)
デジカメのレンズが1番伸びた状態で、アイピースと接触しないよう注意しながら、
クリアランスをつめていきます。
ちなみに、裏はこんな感じです~
(縦位置にすると、照準位置は、ズレます)
アルミ板は厚さ1mmで、同じのものを2枚、カナノコで切り、怪我をしないように
すべての角を、ヤスリで削って丸くしてあります。
勿論、バッテリー交換や、メモリーカードも出せるように~
樹脂サドルの上と下板の間にアルミ板を挟んで、コンデジとアダプターを~
裏側は、三ヶ所で固定しています。
樹脂サドルの左右の穴を利用して、
左に照準器と、右にレリーズステイ用のL型金具を、ボルトと蝶ナットで固定
コンデジの左右の光軸がずれない様、L字型に折り曲げたアルミ板を着けて~
スコープと接続させる塩ビ管キャップは、見ても全くわかりませんが、
緩やかなテーパード状になっていますので、
スコープ側へ押し込んでいくほど、締まっていきます。
反対側は
アルミ板を2枚重ねて強度を保っています。
その上に、今度は高さの光軸を合わせるためにゴム板で、コンデジの固定を
(コンデジに傷をつけない様にするのも兼ねて~)
厳密に言えば、光軸は、カメラの色々な方向への傾きもありますが...
2つのL型金具は、穴の位置とレリーズ部分が、
シャッターボタンを押せる高さまで調節して、そこで、接着~
マジックテープは、機材を持って移動中に、レリーズをブラブラさせて壊れないように~
セロテープですが、熱によって塩ビ管も微妙に収縮するようでして、夏冬によって
アダプターの取り付け具合が、きつくなったり、緩くなったりします。
そこで、普通のセロハンテープでは、厚すぎますので、
梱包用の薄いタイプのセロハンテープを、短く切って、貼り付けたり、剥がしたり、
移動中にアダプターが抜けたりしないように調節しています。
セロハンテープによる光軸のズレは、あるかどうか、私的には、ほとんど判らない程度
ブログの写真だけでは、さほど気にならないとおもっております。
書ききれませんが、随所にまだ他にも細かい微調整なども、行っていますが、とりあえず~
アイピースとコンデジとの相性もありますので、あくまでも、自己責任で~
写真の出来と使用感想は、
~この過去のブログを見ていただき、判断していただければと思います。
正直なお話、実際に、画質最優先で、簡単に綺麗な写真を撮ろうと思っているのならば、
デジスコは、やめておいた方が無難です。
安易に始めて、歩留まりの悪さに、挫折した方を何人も見てきていますので。。。
それでも、自作に興味ある方は、
私のブログを遡って見ていただければよろしいかと~もしくは、最初からでも(笑)
→→→ [ デジスコアダプターの自作の最新版は、ニコン1を使用しています
2015. 2.13 から 自作開始してますので、興味あれば、そちらも ] →→→
by tit2007
| 2014-03-03 16:00